院長ブログ

記事一覧

セカンドオピニオン(Second opinion)

近年、当院ではセカンドオピニオンを求める患者さんが増えてきています。セカンドオピニオン(第2の意見)とは、ご存知の通り一般的には医療の分野で使われている言葉で、患者さんが初めに担当してくれた医師・歯科医師の診断結果および治療法(ファーストオピニオン)に対して、それとは別の意見を聞きたい場合に他の医師・歯科医師に診査・診断・治療法を聞くことを言います。その結果から患者さん自身の自己判断で診断結果と治療法を選択することになります。東京を初め、各地の大都市では歯科医院はコンビニより多いと言われています。必要以上に歯科医院が増えた結果、患者さんとしては一つの歯科医院での診断結果と治療法に疑問を抱く場合には、当然のこととしてどこの歯科医院に行っても同じ結果なのだろうか?と思うことでしょう。また、インターネットの普及により患者さんには多くの情報が入る一方で、何を信用していいのか分からない状況になっています。そのため、患者さんが納得でき自分にとって本当に正しく、害と負担の少ない治療法を選択することが難しくなっています。もしセカンドオピニオンでも決断できなければ、第3の意見、第4の意見と納得いくまで他の歯科医院で診てもらってもいいと思います。ただし、あまり神経質になっても精神的に辛くなるのでどこかで決断せざるを得ません。
当院をセカンドオピニオンのために選んでくれた患者さんの話によれば、新井歯科のホームページを見て、専門書の執筆・講演実績・治療技術などから選んで頂けたとのことです。また、当院の患者さんの紹介の方はセカンドオピニオンを通してそのまま治療にあたることがほとんどです。
患者さんとしては、インターネット、テレビ、雑誌などの情報は、全て正しいものと思われるかもしれません。もちろん正しい情報も多いのですが、曖昧なものや、誤った情報も含まれていますので注意してください。また、歯科メーカーを取り巻く業界により数多くの最新治療法や最新機材が研究・開発されています。患者さんにとっては、新しい治療法と機材で治療を受けたほうが安全で間違いないだろうと思うかもしれません。しかし、その答えは正しくもあり間違いでもあります。つまり、ケースバイケースで特殊な治療が必要な場合には、それに適した最新の方法をとることはより良い結果を導く可能性があるのですが、そういう場面は実際には少なく、従来の治療法と機材でほとんどの患者さんの悩み(虫歯・歯周病・差し歯・入れ歯・インプラントなど)を十分に治すことが出来ます。
患者さんにとって治療を受ける時に最も重要な条件は、患者さんの歯を治してくれるのは、最新治療法や最新機材ではなく、担当歯科医の診断力(経験)と治療技術(つまり、腕)と治療実績(長期の成功例の数)なのです。このことを頭にしっかり入れたうえで治療を選んでください。そして、少しでも疑問があったら担当医に遠慮しないで質問して納得した上で治療を進めていきましょう。
スポンサーサイト